巨大蜘蛛 アシダカグモが出没!共存することにしました
家に巨大なクモが現れました。
その名も『アシダカグモ』です。

大きい見た目と歩く時の足音から最初は恐怖心を感じていましたが、この蜘蛛は益虫である事が判明したため共存する事を選びました。家の中に放置中です。1日に数回顔を合わせます。
今では見慣れたのでアシ君と呼んで可愛がっています。
アシダカグモってどんな蜘蛛?
アシダカグモは家に侵入する蜘蛛の中では最大級のサイズの蜘蛛です。巨大な見た目から恐怖を感じますが、人体に影響のあるような毒性はありません。消化液には殺菌効果があるため、衛生面でも心配はないようです。蜘蛛の巣を作る事もありません。
そして、アシダカグモはゴキブリやハエのような害虫を食べてくれるため、益虫として浸透しています。ゴキブリハンターのアシダカ軍曹とも呼ばれています。
餌がある家に住み着きます
日本には家屋に住み着く性質のある蜘蛛はだいたい50種類いると言われています。その中でもアシダカグモは最大級の大きさです。
寿命は3年以上で越冬もするため、餌(ゴキブリなど)が出没しやすい家には数年間に渡って出没する可能性があります。
アシダカグモが出没すると恐怖を感じますが、アシダカグモがいるという事はゴキブリがいるとイコールです。
餌を食べ尽くすと自ら家を出て次の家に行きます。
逆に、アシダカグモを殺したり逃したりする事は根本的な解決になっていないので、餌があるかぎり再び現れる可能性もあります。アシダカグモを出没させないためにはゴキブリなどの害虫を駆除する事をおすすめします。
アシダカグモの生態
アシダカグモは外来種のクモで、現在は世界中に存在しています。日本では寒冷地以外の都道府県には出没します。北海道のような餌となるゴキブリがいない地域では確認されていません。
体長はオスが10mm~20mm、メスが20mm~30mmです。脚を伸ばすと100mmから150mm程度になります。
産卵期は初夏で5月~8月頃。1度に平均300個程度の卵を産む。子グモは約10回の脱皮を繰り返して成虫となります。
夜行性のため、夜に活動しています。
人間とアシダカグモの関わり
巨大な見た目から恐怖心を仰ぐため、不快害虫とされてます。しかし、実態は人間に害を及ぼすことは少なく、ゴキブリや蚊などの害虫を捕食してくれる益虫です。
人間からアシダカグモに攻撃しない限り、アシダカグモから人間に攻撃する事はありません。
臆病な性格なため、懐いてくれる事はほとんどないです。懐くことは無いですが、人に慣れてはくれるみたいですよ。
共存するメリットが大きい
もしも、不快な見た目を許容できるのであれば家の中に放置して共存する事をオススメします。
見た目の不快感以外で人間に害はなく、害虫の駆除をしてくれるため放置しておくメリットは大きいと思います。
我が家では絶賛共存中

今日も我が家を徘徊して餌を探しています。
家中を歩き回るので、最近は誤って踏んでしまわないか細心の注意をしてます。
いまではアシダカグモファーストの生活になりつつあります。