元家具屋店員による家具を安く買う方法
快適・おしゃれな生活をする上で『家具』は欠かせない存在です。
しかし、理想の家具を購入するには非常にお金がかかります。低価格の家具に妥協してしまうと思い描いた理想の生活とのギャップが生まれてしまうため、できる限り妥協はしたくないですよね。
そこで今回の記事では、元王手家具屋社員による家具を安く買う方法を紹介したいと思います!
家具販売店と価格帯について

実店舗販売ショップ
価格帯 | 店名 |
---|---|
低価格帯 | IKEA、ニトリ、ホームセンター(カインズ、ケーヨーデイツー、カインズなど)、イオン、無印良品、ロフト、ナフコ |
中間価格帯 | ジャーナルスタンダード、ACTUS、ウニコ、島忠ホームズ、東京インテリア家具、Francfranc、大塚家具 |
高価格 | デザイナーズ系、高級ブランド |
ネットショップ
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、LOWYA、ベルメゾン、ディノス、ニッセン、ベルーナ |
王手家具販売店は値引きをしない
大手の家具販売店は値引き販売をしません。
値引きは基本的に優待券やクーポン券を持っている方に限り行います。
しかし、クーポンや優待券のない方でも高価格の商品を購入する場合や新築等で家具を一式購入するなどの特別なお客様へは値引き交渉に応じる場合があります。購入する商品次第(20万円以上)の家具を購入する場合には価格交渉に応じてもらえる場合があるので、ダメ元で聞いてみるのも良いかもしれません。
ちなみに、値引き交渉に応じてもらえた場合も商品金額の約5%が値引き上限となっている店舗が多いです。
色々な家具販売店社員の方とお酒の席でお互いの内部事情を交換する事があったのですが、多くの販売店では商品価格の5%までと言っていました。
現品限りの商品は大きく値引きしてもらえる場合あり!
王手家具販売店は値引きをしないと言いましたが例外の商品があります。
それは『展示品限り(現品限り)の商品』です。
家具屋さんはお店には見本品を飾って、お客さんが商品を購入するときは取り寄せやカラーオーダーをします。商品の在庫をもっている販売ショップは少ないです。
しかし、まれに展示品限り(現品限り)という展示品を販売している商品があります。車販売で言う試乗車のようなものです。その場合はもちろんお店に飾ってある商品を購入する事になります。
家具にも新商品が出る際に型落ちとなる商品が存在します。その際に型落ちとなった商品は展示品販売となるのです。
お店側としては型落ちの商品を長く店舗に飾っておきたくない訳です。なぜなら新しい商品をそのスペースに飾りたいからです。
そのため、展示品限りの商品に対する値引き交渉は成功する可能性が高いです。実際に私が販売員の時にの展示品限りの商品は大きめの値引き交渉にも対応してました。
家具はスマートフォン・家電・車とは異なり、新しい商品に新しい性能が備わっている訳ではありません。パソコンのようにCPUの性能が良くなったみたいな事がありません。車のように燃費が良くなることも無ければ、ガソリン車がEV車になることもありません。
家具は新しい商品の方が優れているとは限りませんので、展示品に抵抗がなければ選択肢に入れてみてください。
値引きの代わりにサービス品がある店も
ここまでは値引きにフォーカスしてきましたが、実は家具販売店では値引き以外の特殊なサービスを受ける事が出来る場合があります。
それは『サービス品』です!
例えば、本革のソファを購入したときに革のメンテナンスクリームをいただける場合があります。購入すると5,000円くらいします。
また、ベッドを購入すると値引きの代わりに枕やシーツがもらえる事もあります。
学習机の購入時にはデスクマットやカーペットがもらえるなんて事もあるでしょう。
これは、各会社毎に用意があるお店と無いお店があるので一概には言えないですが、サービス品がある場合があるので値引き交渉に失敗した際はダメ元で「何かおまけをいただけませんか」なんて聞いてみると良い事があるかもしれません。